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Trapped in the Closet, and Loving It.

Goldfish Reunites Two Old Friends: Shopping and Intimacy

華やか―
これがGOLDFISHを表す最もシンプルな言葉。
GOLDFISHは代官山のメインストリートから少しだけ奥まった所にある、小さいお店。
信じられないほどの華やかさ。
お店は山ノ手の簡易アパートのサイズ以下。
小さいタイル張りで、入り口が少し分かりづらくって、訪れる人を冒険させる。そして最初に気付く素敵な洋服や帽子、そして財布。ブティックの壁はミニマリストとポストモダニズムを特徴としていて、既製品はひとつも見当たらない。
きっと、この空間にいとしさを覚える常連客は多いことでしょう。
「お店のロケーションなのですが、代官山の非常に静かな点が気に入ってます。またお店の雰囲気からも分かるとおり、ここはどこか自分のクローゼットから洋服を選ぶ感覚を与えます。それらがこのお店を個性的にしているのだと思います。」
2005年10月にオープン、Goldfishはすぐにその居心地のよさやセンスでファッションに敏感な人たちを顧客につけました。
メジャーブランドやレーベルの大半がインディーファッションからインスピレーションを得たり、東京のストリートファッションの感覚を製品に注ぎ返すのに熱心な一方で、GOLDFISHの広告に掲載されている小物やアクセサリーの多くは、気鋭のインディペンデント・デザイナーによるもの。
ショップオーナーの岩永さん自身はデザイナーではありません。
彼女のお店で展示するのは、彼女がデザインフェスティバルや展示会で出逢った斬新なデザイナーのもの。
他の多くのバイヤーが様々なことを要求する一方、彼女は少しでもスタイリスティックで価値があるものを捜し求めています。
「日本のほとんどのカスタマーは、商品がどこから来るかをほとんど気にかけません。皆、ただ流行のものか、何か高価なものが欲しいだけのように感じます。でも、"ファッション"や"ブランド"は絶えず変化していきます。
ここ、GOLDFISHのカスタマーはそのような一般的な顧客層とはかなり異なっています。
一般的な消費者の大部分は、同じような趣味を持って、同じ傾向のものを追いかけますが、GOLDFISHでは、人(個人)によって傾向が全く違います。私はその人たちが何を買いたがっているかを考え、GOLDFISHのアイテムを選択しています。 また、顧客の方々からの要望なども聞きます。」
「例えば40〜50代の方々には、ロングスリーブやワンピースなどが好まれます。ここには私が見つけてきた沢山のアイテムがあります。また、レース状のビュスチュ(女性用袖なしでストラップ無しのブラジャー風下着)からメジャーなスタイルに及ぶ高品質で幅広いの商品をセレクトしています。」
現在GOLDFISHで最もポピュラーなブランドは、魅力的なチュニックやオーバーシャツ、そして紙(!)から編まれたニットをフューチャーする"Helter Skelter"。
次にロンドンのストリートに影響を受けている"Zoestyles"。『ドラキュラ番長コート』は必見。
よりドメスティックなスタイルとして、"Crazy Mama"の北斎のユニセックスTシャツも。
"危機裸裸商店"はよりスマートで、よりしなやかなプロポーションのために、すてきな茶色と黒のコルセットを展開しています。
そしてもしあなたがアクセサリーを捜しているなら、"Peevish Lotus"そして、"Babette"で決まり!
Babetteのペンダントはシンプルでいながら精巧な造り。イヤリングは、古典的なビクトリア期の雰囲気が溢れます。
Peevishはアンティークを組み合わせて造られていて、日本はもとより世界中の人々を魅了することでしょう。
私が気になったアクセサリーは次の通り。
Babetteは、褐色ビーズのネックレスで、小さな箱の形をしたメダルの内側に、古風な切手の版画があるもの。
イメージはどこか遠い辺境の住民の首飾りみたい。
Peevish Lotusは、レース状のアレンジメントに金と茶色のアンサンブルが目を引いたネックレス。キャラメル色でブロンズ色のような微妙な色あい。(結局私の家に来ました。)
一方チャコールグレイなイメージの"Ryu"はGOLDFISHに並ぶメンズラインのブランド。彼らは最適なファブリックを随所に散りばめるセンスの持ち主。
他にも沢山のコレクションの中からセレクトされた商品が並びます。
岩永さんが選ぶデザイナーは、創造力と多くのジャンルとスタイルを創造する「自由」を持っています。
どのブランドが彼女のお気に入りであるか尋ねました。
「全部ですね(笑)。1つだけ選ぶのはかなり難しいです。」
―お店の個性的で豊富な商品に、すでに理由はあったようです。
商品はすべて違った雰囲気を持ち合わせていますが、どのようにセレクトされているのですか?もちろんそれらは日本製ですが、例えばクオリティーについて教えてください。
「バイヤーとしても同じように、デザイナーのクオリティは重要な要素です。また、衣服そのものの品質も同様です。そして、最終的に洋服があなたを幸せにできたのなら、それはデザイナーにとっても同じことなんです。それが本当のクオリティーです。」
このブティックをつくるときには、すでにお店のコレクション展開として、ビーズのアクセサリーからランドリーで洗える洋服にいたるものまで熟慮されていたようです。例えば一点モノや手作りのもの。そしてそれらはきっと購入した人のためだけにあるようなもの―
このようなアプローチが、長年ブティックには多くのデザイナーと熱心なクライアントがつめかけている理由となっているようです。
最近まで女性向けの9つのブランドと男性向けブランド1つの展開のみでしたが、今年はもう1つメンズラインが増える見通しとのこと。
今後は男性のカスタマーも増えることでしょう。
実は、岩永さんは最近のmen’sファッションに大きな興味を持っていました。
「今まで、多くのスタイルの変化がありましたけど、女性のファッションのように『かわいい』がキーワードになってきました。今では性別の関係なく、男性がレディースを着るようになってきました。この流れが今後日本のファッションの系譜となることを願っています。」
岩永さんの描く未来はここでも華やかに彩られていました。


キンバー G

Writer
--You can find Goldfish online: http://www2.bbweb-arena.com/goldfish

渋谷区猿楽町 11−10−101
営業時間 火曜定休 12:00〜20:00
presented by Japan-Fashion.com 2007